こんにちはDr.シェパードです。
今回は日常生活編として、自分が最近に取り入れたものの一つ、楽天経済圏について紹介します。
楽天という会社自体は日本人なら誰でも聞いたことがあるのでは無いでしょうか、CMでよくでる楽天カードマンや楽天モバイル、野球の東北楽天イーグルス、サッカーのヴィッセル神戸などなど色々なところで耳にします。
そんな楽天では楽天経済圏というサービスを行っており、簡単に言うと楽天のサービスを自身の日常生活に取り入れることで使ってくれる方に還元しますよというものになります。
何かと買い物する機会が多い中で、取り入れることでお金をただ消費するのではなく一部を循環させる仕組みができます!中にはむしろお金をもらうに等しいお得な方法まであります!
ポイ活の一つとして取り入れている方も多い楽天経済圏、この機会に考えてみてはいかがでしょうか。
日常生活でネット通販を使う人なら誰でもおすすめですし、サービスの転換も起こりうるので早く始めるが吉ですよ!
ポイント
- すべての根幹は楽天カードを使用し楽天市場で物を購入すること。
- 楽天経済圏のサービスを使用することで楽天市場での買い物でポイント還元が多くなることで何もないところで買うよりお得にお金を循環させることが出来る
- サービスとして導入しやすいものは、楽天カード・楽天銀行・楽天証券(すべて基本的に無料)
- やるべきこととしては楽天市場で「ふるさと納税」は特にオススメ、自分が負担する金額(2,000円)より多くのポイントバックを得られる。
- もちろんデメリットもある。しっかり読んでくださいね。
- 賢く生活の一部に取り入れることで日常生活を充実させる助けになるかもしれない。
楽天経済圏とは
そもそも楽天経済圏とはということですが、先程「楽天のサービスを自身の日常生活に取り入れることで還元しますよ」というサービスとお話しました。
具体的には下の写真のようなサービスを利用することで還元率があがりますといった内容になっており、もちろんすべてを使用しなければならないということはありませんが、自己負担も少なく利用をすることができるサービスもあり、楽天市場での買い物で5-6%ほどの還元率まで上げることは容易かと思います。
どちらも楽天公式HPより
楽天経済圏を活用する上で中心となるサービスは楽天カードと楽天市場になります。
ポイント付与対象を見てもらえればわかるように、条件を達成して楽天市場で購入することで高いポイント還元を得られる仕組みになっており、様々な条件を達成してもそもそも楽天市場で買わなければ意味がありません。そしてE-コマースでクレジットカードを使用することは利便性を上げるために行っていると思います。楽天市場での買い物の際に使用するクレジットカードを楽天カードにすることでよりポイント還元を受けやすくするというのが基本です。
楽天カード自体はよくあるクレジットカードと同じで普段の支払いではポイント還元が1%ですが、単独で楽天市場の買い物で3%還元まで上がります。他クレジットカードでは1%~となりますが3%まではいかず、楽天市場で買い物をする機会があるなら損をしていることになります。
最近は楽天モバイルの事業が負担になっているのかサービスの改悪が重なっているのも事実です。楽天ゴールドカードというカードでプレミアムカードと同じ還元を受けられていたのですが無くなったり、楽天でんきでや楽天NBAでのSPU対象がなくなったりなど高い還元を維持するのは難しいようです
そしてクレジットカードを使用するなら引き落とし口座が必要になりますが、それを楽天銀行にすることでさらに還元を得られ、銀行と紐付けた証券口座を楽天で開設しポイントで投資を自動設定すれば、銀行口座では預金金利が上昇(税引前年0.10%)し、ポイント還元も増えるといった循環が起こります。
スマホで楽天市場アプリを用いて、それら最低限でSPUを獲得するとだいたい5-6倍(5-6%ポイント還元)となり、他には楽天ブックスや楽天Koboといった書籍関連、Rakuten Fashionや楽天ビューティなども使えると追加されますが、ある程度の消費が必要になりますので個々まで私は徹底は出来ていません。
他に楽天市場では「お買い物マラソン」というポイント還元セールを開催しており、10ショップまで1ショップ1000円以上の購入で+1倍ずつポイント還元がもらえ、さらに「0と5のつく日」であれば+2倍のポイント還元が増えます。他に「楽天イーグルス・ヴィッセル神戸・FCバルセロナが勝ったらポイント~倍」や「39ショップで購入で+1倍」などエントリーする企画が日によってあるため、こういったキャンペーンを併せつつショップによってはさらにプラスポイント還元となっている場合や楽天DEALというものでポイントキャッシュバックがすごいことになっていたりと賢く活用すると1回で小物家電が買えるくらいの還元を狙えます。
これはネット通販を行うのであれば、経済圏に取り込まれていないのは非常に損していると言わざるを得ません!!!!
おすすめのサービス
楽天カード
まずはなんと言っても楽天カードが必須です。そこで悩むのがポイント倍率の上がる機能の高いプレミアムカード(年会費11,000円)と通常カード(無料)どちらが良いのかということです。以前はゴールドカードでプレミアムカードと同じ還元を得られたので1択だったのですが、ゴールドカードの大規模な改悪があったためメリットはなくなり、通常カードまたはプレミアムカードの2択です。
プレミアムカードによる特典のメリットと年会費のデメリットの損益分岐点が重要ですが、他サイトさんなどで検証されているように毎月3万円楽天市場の買い物でトントンです。
つまり、毎月平均で3万円、年間で36万円以上楽天市場(または楽天books)で購入をする場合、プレミアムカードを所有するのが良いという結論ですが、プラスマイナス0の特典では意味が無いですから、さらにメリットを享受するとしておよそ年間50万円の利用が目安としても良いかもしれません。
↓ひとまず試してから考えたい方
↓楽天市場で購入に積極的な方(年間50万以上)
他には付帯保険がしっかりしており、またプライオリティパスという空港ラウンジが使える優待も付きこの年会費では珍しいというメリットがあります(コロナ禍でなければ旅行好きの方はこれだけでも選択の価値アリと考える方も)。ただしプライオリティパスも2021年7月から改悪されており、プラザプレミアムラウンジという優良なラウンジは使用不可能になりました。
楽天カードを申し込む際は、というよりどんなクレジットカードも申し込む際にはリボ払い設定は絶対にしないようにしましょう。ポイントに目がくらんで巨大な借金を作ることになります。カードを作るのも、設定をするのも自己責任ですからね。
楽天銀行・楽天証券
次に楽天銀行・楽天証券です。SPU対象となっており、楽天カードとセットで使用することで資産形成のためにも役立ちます。サービスの連携により預金金利の上昇、ポイント還元と良いことづくめです。楽天証券に関して言えば、ネット証券の中で大手のSBI証券と並び手数料が安く、取り扱い銘柄数も多いという、楽天からの還元を受けるために他と比べて質が悪いということは全くなく、むしろとても優良なサービスとなっています。NISAやつみたてNISA、iDecoなども行うことが出来るので、資産形成のはじめの一歩として利用するのがオススメで、楽天銀行では口座同士のお金のやりとりが非常にスムーズになるため使わない手はありません。
楽天市場の「ふるさと納税」
そしてサービスではありませんが、絶対にオススメの利用法として、楽天市場で「ふるさと納税」があります。
ふるさと納税は簡単に言うと、「自身の居住する自治体とは別の自治体に寄付をすることで、自己負担の2,000円を引いた額が次年度の税額控除になり返礼品ももらうことが可能」というの制度となります。年間で寄付できる金額の上限は前年度の所得により変動します。次年度の税金を一部先払いし、代わりに返礼品がもらえるということで本来徴収されて自分で使えないはずのお金が自分のために使えるというメリットしかない制度です。そして楽天市場ではふるさと納税ができ、ポイント倍率上昇も対象となるポイント還元対象で対象となる金額は寄附金額です!!!これの何がすごいかというと、最終的な自己負担は上限金額までであれば2,000円とお話しました。しかし、楽天市場で上記のSPUサービスやお買い物マラソンなどのポイント倍率アップを沢山つけた状態で行うと2,000円以上相当のポイントバックを受けることが可能で、むしろお金を貰えているようなものです。これはやらなければ損していますよ!!!
デメリットや注意点
メリットは散々お話しました。でもうまい話には罠がある、そう思いますよね。ですので続いては楽天経済圏に入ることで起こりうるデメリットについて説明します。ここも見てもらった上で自身の生活に取り入れるのか考えましょう。
- 楽天市場自体が使いにくい
これは今回導入する前からずっと思っていたのですが、サイトUIが非常に使いにくく、昔から変わっていません。色がごちゃごちゃ、文字もごちゃごちゃとストレスがすごいです。また検索に工夫をしないと送料がかかったり、店舗ごとのポイント倍率アップに気づけなかったり複雑で一つのものを買うのにも時間がかかります。また次のデメリットにも繋がります。
- 楽天市場での買い物に囚われるあまり、他より高額な状態で買ってしまう
必ず気をつけなければいけないのが、楽天市場が市場という名の通り、様々な店舗が楽天市場に出店しているという状況なため値段がそれぞれごとに設定しており送料なども色々違います。
楽天市場内では安そうに見えても実はAmazonや公式サイトではセールをやっているなどでより安かったということもあり、必ず購入する際には価格を比較することが大事です。もちろんAmazonだって料金は推移するため、本当に安いのか見極める必要があるんですけれどね。
- あまり必要がないのに買い物をしてしまう
お買い物マラソンというキャンペーンがあります。最近では月2回ほど開催されることが多いですが、ポイント倍率を高めるためには1ショップで1,000円以上の買い物をする必要があります。逆に言えば例えばふるさと納税の寄付を行うつもりでも、他に何ショップか買い物をしてポイント倍率を上げることがお得のためには必要になります。ポイントに囚われるあまり必要としていないのに1,000円以上の買い物をしてしまうなんてことが起こりえます。それこそ根本的には無駄になるので目先の利益にとらわれない注意が必要です。
そのため買いたいものがあっても複数たまるまでは買わないなどルールが必要ですが、逆に生活必需品を買うには適さないこともあります。我が家では遠方からのお取り寄せグルメをたまに頼んだり、ハンドタオルを定期的に交換したり、日頃飲用する炭酸水を買うなどある程度のルーチンを決めています。
- 楽天市場からの配送はAmazon Primeと比べて遅いことが多い
楽天は先程も挙げたように市場内に各店舗が出店しているため配送が各店舗頼みになるため配送がおそくすぐに欲しい物が届くということが叶えられないことが多いです、これもAmazon Primeに慣れていたりするとストレスです。
- キャンペーンごとに得られるポイント上限がある
実は小さくキャンペーン毎に得られるポイント上限がエントリーサイトに記載があります。そして最近ではポイント上限がSPUの改悪と同様に変更されています。キャンペーン毎に得られるポイントとは上昇倍率分に相当するポイントになります。
お買い物マラソンは直近では上限7000ポイントとなっており、もし10ショップ買い回りしたとしたら+9倍=9%分がポイント上昇分となるため合計で77,800円の買い物がポイント付与上限となります。0と5のつく日では月間3000ポイントで+2倍=2%分がポイント上昇分となるため月間の0と5のつく日での買い物が15万円で上限となります。それ以降はポイントは固定となるため損をします。そういった計算を念頭に置く必要があります。
- 期間限定ポイントが使い切るのに苦労する
キャンペーンで上昇する分のポイントは基本的には期間限定ポイントという区分になります。またSPUで得られる分も期間限定ポイントの区分になります。もう一つのポイント区分が通常ポイントで固定の1倍分(1%)となります。
そのため、沢山買い物をしても通常ポイントは1%分のみで、基本的には期間限定ポイントが沢山付与されることになります。そして期間限定ポイントは名前の通り有効期限があり、その期間も対象となったキャンペーンなどにより有効期限が変わります。最長でも1ヶ月のためしっかり使い切ることがサービスの有効活用の肝となります。
期間限定ポイントは有効期限が短いデメリット以外に使用方法に限りがあることがデメリットです。通常ポイントは投資信託購入などにも使えるのですが、こちらは使えません。また楽天カードの支払いをポイントで払うことが可能ですが、期間限定ポイントは対象外です。そのため、使いみちとしては楽天Payで普段の買い物でポイント使用をしたり、楽天市場などでの買い物に使用したり、楽天市場でギフト券などもあるためその購入にあててみても良いかもしれませんが使いみちに限りがあるため、把握した上で使い切るようにしましょう。
おわりに
今回は楽天経済圏とそのメリット・デメリットをお伝えしました。ポイ活の一つとして取り入れるとお金の循環ができ、日常生活をより充実させることが出来るかもしれません。
実際に私も取り込まれていますが、十分にメリットを享受できていると思っています。
ポイ活に興味がある人、新社会人になってどうしたらより良い生活ができるか考えている方などこの記事を参考に取り入れてみることを考えてみてはいかがでしょうか。
すこしでも参考になれば幸いです。
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